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ボーはおそれている

不安と幻想が交錯する壮大なロードムービー

公開年:2024 年(2023年製作)

原題:La nuit du 12/The Night of the 12th

上映時間:179 分

制作国:アメリカ

監督:アリ・アスター

出演:ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン、エイミー・ライアン

ストーリー:

神経症の男ボーが、母の突然の訃報を受け、帰郷の途上で巻き込まれる奇妙な出来事の数々。

Rottenn Tomatos評価

68%

iMDb評価

Filmarks評価

運営評価

運営コメント

ボーのシュールな日常が、母の死の知らせにより、悪夢めいていく。
ことごとく思うようにはいかず、次々と災難が降りかかってくる展開は、さながら地獄巡りのようです。

映像はまるで夢のように現実感が無く、それでいて美しく、ラストまで不思議な展開が続きます。

これは精神障害を患うボーにとっての”現実の世界”であり、それを端的に表した、徐々にモノクロと静寂に変わっていくエンディングには切なさが漂います。

「ミッドサマー」のアリ・アスター監督作品ですが、こちらの方が映像的にもストーリー的にも弾けており、もはや”アート系ホラー”というレベルですが、一方でワンシーンが長く、伏線回収も曖昧な部分があるため。さすがに3時間は長く感じます。

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