Rottenn Tomatos評価
90%
iMDb評価
Filmarks評価
運営評価
運営コメント
荒廃した近未来という設定ですが、低予算なのでただのオーストラリアの田舎ロケですが、その荒廃感はリアル。
若きメル・ギブソンが演じる警官マックスの復讐劇は、その生々しい暴力描写と息詰まるカーアクションで後のアクション映画に多大な影響を与えました。
本作の最大の魅力は、ジョージ・ミラー監督が実現した迫力のアクションシーン。
これまでカーアクションの傑作と言えば「ブリット」や「フレンチ・コネクション」が定番でしたが、それらとは次元が違う迫力です。
実車を使用したスタントは今見ても色褪せない緊張感があります。
特に序盤のカーチェイスは、速度と狂気が混ざり合って度肝を抜かれました。(当時は撮影中に人が死んだという話もあったほど)
ストーリーは単純ですが、全編に満ちあふれるエネルギッシュな演出が最大の魅力でした。
作品は全世界でヒットし、ジョージ・ミラー監督、メル・ギブソンはこの後ハリウッドのメインストリームに躍り出ることになります。
ちなみに劇場公開時にエンディングで流れていた「Rollin’ into The Night」は見事に映画にマッチしていましたが、日本公開時にのみ挿入されていた曲です。
かっこよかったですねー。カーチェイスの疾走感を初めて痛感した作品かもしれません。