Rottenn Tomatos評価
93%
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運営評価
運営コメント
核兵器の誕生と、それがもたらした歴史的転換点を描いた「オッペンハイマー」。
映画「オッペンハイマー」は、エキセントリックな天才科学者ロバート・オッペンハイマーの半生と、核兵器開発が人類にもたらした深い影響を描く作品です。特に戦争終結のための核開発が、結果的に“プロメテウスの火”となり、世界のパワーバランスを決定的に変えた点を、多彩なキャラクターを通して濃密に描いています。
ノーラン監督特有の緻密な脚本では、オッペンハイマーの弾劾シーンと核開発の過程が巧妙に交錯し、観る者に深い余韻を与えます。冒頭とラストに象徴的に登場するアインシュタインとの交流も、人類の進むべき道を問いかける象徴的なシーンです。
本作を公開することを躊躇した映画会社には疑問を感じますが、核という“禁断の炎”の誕生を描く本作は、誰もが一度観るべき価値があります。
運営コメントの通り、人類にとって初の核爆弾を生んだ歴史的事象を、開発者オッペンハイマーの生き様を通して淡々と描いている。
原爆を投下され苛酷な被害を目の当たりにした日本人の意識からは、もっと被害状況を描くべきだったと思うだろう。
その過剰な情緒部分を排したとしても、やはり、この作品はどこに立ち位置を求めたのか?と思えてしまった。
オッペンハイマーが 自らが作った原子爆弾に苦悩した姿を描くのであれば、その恐ろしさを正しく描くべきで、それがプロメテウスの火ならば 単に爆発の規模だけでなく、それがどんな情況を人間にもたらすものか…(一瞬にして肉体が蒸発する程の爆炎、 被爆者本人の被害だけでなく、子や孫、家系までを変容させた、等々)…を描くのは必須ではなかったか。
それを描いてこそ、生み出された原子爆弾の恐ろしさの真の評価と オッペンハイマーの苦悩がより炙り出されたのではないだろうか。
3時間と長いですが今こそ観るべき作品と思います。
ノーランらしい?
時間軸が前後します。
実在の人も多く出てきますし
ちょと予習しとくといいですね
ほんと、ノーランの作品は一筋縄ではいかないですよね。
しっかり見とかないと、置いてけぼりに…